トライオード社新型TRV-A300XR真空管プリメインアンプ入荷
2016年3月24日更新
トライオード社の新型TRV-A300XRという真空管のプリメインアンプ入荷しました
皆さんこんにちは、今回はアトリエオーラにトライオード社の新型TRV-A300XRという真空管のプリメインアンプが入って来ました。
このアンプは直熱3極管300Bを使ったシングルA級アンプです。
主なスペック
使用真空管 300B×2 12AX7×1 12AU7×2
出力 8W＋8W
固定バイアス方式、F特10Hz〜50KHz(−3dB)
入力 フォノMM 1系統 ライン3系統
リモコン付属
300Bのアンプとしては比較的低価格だと思うので聴いてみることにしました。
接続したスピーカーは古いですが、英国ネイムオーディオ社のNA-SBLというモデルを使いました。
CDプレーヤーはC-733とこれもコンパクトな過去のモデルです。
試聴結果としては、先ず現代的な音のアンプです。
ハイレゾ音源や今風の録音には合うかもしれません。
高解像度な感覚です。低域も締まっているようです。
クールな音です。
ただ、40万円以上の300Bアンプと比べてしまうと中低域の音の厚みや温度感、深み、表現力など全体の音のバランスで差が出てしまいますが、中高域寄りではあるものの、弾けるような溌剌とした音の出方は曲によってはインパクトがあり、合うと思います。
このアンプは価格が\ 240,000(税別)です。
同価格帯のトランジスターアンプやデジタルアンプから乗り換えてもあまり違和感はなくむしろインパクトが有り、魅力的な音色だと思います。
ノイズ感も少なく十分使えると思います。
通常の試聴レベルなら十分な音量感があり、不足感はありませんでした。
真空管アンプが初めての方には十分にお薦めです。
夜、レコードプレーヤーを繋いで酒を飲みながらアナログの艶やかな音を聴いて悦に入るのもまた良いのではないでしょうか。
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アトリエオーラ 酒井
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